東大卒ブロガー アニコ先生の、”脱受験”のススメ!

学歴社会で人生を棒に振る日本人を1人でも減らしたいアニコ先生が、日本の全てのママ達に届けたいお話。

 まずはゆっくりと歩み始める。そして大きく育てていく。 (岡本家、出版社エントリー、やおっち郡ちゃん飲み)

今日は朝からOCと朝食会。

たくさん話してシーチキン蘊蓄(うんちく)、シーチキンの原材料の種類には鰹、キハダマグロ、ビンナガマグロの順に高級になっていき、形状もフレーク、チャンク、ソリッドと3種類あること、そして製造後3カ月以降の方が油などが染み込みおいしくなると言われていること等を教えてもらった。

トークだけですごく楽しかった。岡本くん、神!


■出版社エントリー作戦。そして業界選びの迷い。

その後、就活として、出版社のエントリーを片っ端からしていったが、やはりエントリー企業の射程を定めるだけでも、少し過剰気味に網羅しようとしてしまい、計6時間ほどかけた上での成果としてはいま一つだった。

やはり時間と達成度を考えると、ある程度眺める時間をとって見当をつけた上でその後使う時間の範囲内での作業に集中するという手順を踏もうと思った。


作業後の思いとしては、広告業という世界だけである程度線引きをしてしまっているがそれは見るべきなのかという迷い。また、教育に関連する仕事っていう軸だと、学習塾というカテゴリーが入ること。そして、またしてもパソナを思いだした時、思わずエントリーをしてしまったこと。

この志望業界への迷いは、これからの自分の仕事を考える軸として、「活字(もしくはそれに準ずるもの)のよいものを作れる人になること」という中期的なキャリア目標に対して、それとは違う方向性の好奇心から思わず手を伸ばしてしまいたくなってしまうが、それはやはり自分の中での優先順位として2番目以降の雑念としてまず捉え、順番に手を出していくという段取りを見失わないようにしたいと思う。

まずは素晴らしく心に迫る文章、もしくはより精緻な言葉で深い思考の世界へ誘ってくれる文章を作れる人になることが一番の目標である。

それで食べながら、高みを目指す期間を5年間ほど過ごしたいのだ。


それが僕の人生を作ってきてくれたのだから。


そしてそれ以外に自分を成長してくれたものは無いのだから。


■矢尾っち郡チャン飲み


19時半から、3人で飲みに行った。

郡チャンの最近のショックな出来事、卒論評価が良だったことと進学先の研究室が無くなったことに関して、一通り意見をバンバン喋り、自分のここ1カ月の心境説明をしてみた後、たーくさん一人ひとりの好きなことを代わる代わる話しまくった。

やおっちの大学教授が持つ知に対する敬意を知り、自らの大学の権威へのふざけた態度を恥じ、

郡チャンの音ゲーに対するオタッキーな話、

そして、FFとか、榊さんのことで大笑いしたこと。


とんでもなく楽しいひと時だった。


昨日ポッドキャストで聞いた本田健のネガティブ・ポジティブ、自立・依存の2軸分類と、センターをとってお互いを理解し合うコミュニケーションが正にしっくりと腹に落ちるような、文字通りあっという間に過ぎた時間だった。

開始当初の矢尾っちの完全俺ディスりスタンスにはしばしば心を揺さぶられたが。。。笑。

■振り返って

明日は、一つ一つの作業をこなしていくとともに、夜1時間の読書タイムを必ずとる、訓練のスタート日にしたいと思う。


どんな完璧なスタイルをやるかよりも、

まずやりたいことを一歩でも進めることから始める。

アウトプットの厳しさは3日目の土曜日から始めよう。




あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな。

by コロッケのおかん

  テンポよく行こう!(サウナ、ウズベキスタン戦、空港にて)

今日はサッカー日本代表のアジア3次予選、対ウズベキスタン戦をテレビ観戦した。

観ている時に僕が注意していたのは、両チームの技術力の比較と、各場面場面で貢献している選手の特定だった。

これは毎回つい精神論でサッカーを片付けて、気迫を持った選手達とその他選手との二元論に陥りがちな自分への反省から心がけたことだった。


だが、今回も結局同じ所へ考えが収束することで終わってしまった。

その精神論的な見方は、男子の後に連続して中継されたなでしこジャパンの試合を観ることでなお一層思いを強めることにもなった。

結局サッカーの攻撃における主導権というのは、その時に与えられている状況において、少しでも早い判断でしんどいプレーを仕掛けることができるかどうか、そしてその挑戦を成功させ局面を打開できるかどうかでしか決まらないのだと再確認することとなった。

自分がプレーヤーとしてやっていた頃に強く持っていた信念でもある。

そして、大学以降の生活において、失ってしまった感覚でもあった。

いや、精義塾の飲み会で学んだことも、今思えば結局同じことだったようにも思う。


悲しいかな、更に世界一周を終えて思う事、村上龍坂本龍一の「EVcafe」での理想的な社会状態や塩谷さんの言う明治時代の日本人の生きる上での基本的姿勢などを考えても、この個人による局面打開力というのは日本人の最も苦手とするところであるようだ。

テンポよく、自らの気持ちで世界をこじ開けていこう。



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「空港にて」を読んで

毎日の自分の訓練として毎日夜の1時間を読書に充てることを最近心がけている中で、今日は何気なく村上龍の短編集「空港にて」を読んだ。

アメリカに映画留学をするという思いの中での主人公が見たコンビニ店内の情景を描いた「コンビニにて」、

絵描きという夢を彼氏に内緒にしながら、ゴッホの生きたフランス・アルル行きを目論む主人公が、よくありそうなちょっとした飲み会をどこか外部視点で見つめてしまう「居酒屋にて」、

そして、33歳バツイチ子持ちの風俗業を糧として生きる女が、ふと知り合ったお客さんに導かれ、義足装具士への夢のために熊本に飛ぶまでのエピソードを、空港での周囲の日常と共に追いかけた「空港にて」。

どれも今ここにはない何かを求めて一歩踏み出そうとしている人間を、わずか数分ほどの世界観を、これ以上ない情景描写と心理描写で描いたリアルな作品だった。


人は希望を持って挑戦しようとする人間の究極的に細かくリアルな心理描写を見ることで、自らの人生での挑戦への恐れの一般性を知り、そして仲間を見つけて気持ちを楽にするかのように少しだけ挑戦への勇気を手にすることが出来るようだ。


面白かった小説を自分の言葉で内容整理し、自分の心情変化をも整理することで、小説という装置の1つのパターンを学んだように思う。

同じ方法で、現在の自分の状況を題材に、希望を信じ与えられるような小説を書いてみようと思う。

とりあえず書いてみることから道は始まっていくようなので。