東大卒ブロガー アニコ先生の、”脱受験”のススメ!

学歴社会で人生を棒に振る日本人を1人でも減らしたいアニコ先生が、日本の全てのママ達に届けたいお話。

4月11日、就活中に何度も出てくる俺の世界理解のストーリーをまとめてみた。弱肉強食と平和。


僕は教育の中で、どんな時でもまず「みんな仲良く」、「いい成績をとっても偉そうにしない」ということを常に強いられる環境で生きてきた。
だが、みんなのために立派になることを平和の中で実現しようとしても、どこをどういじってもそこには個体差というものが生まれてきてしまう。そしてそれを埋めようとするなら果てしなく優しい対応をしなければならず、それは自分のサイズ(人格としての許容)を超えてしまい行動が続かないということに悩んでしまっていた。
結局、自分は大した人間では無いのではないか。

そこで、2012年1月、村上龍坂本龍一の対談”EVcafe”を読んだり、カンブリア宮殿を見たり、萱野稔人歴史観に触れたり、ドグラマグラ、サウナ行ったりして考えた中で、結局は完全な状態として結局は歴史の正しさは勝負に勝った者が作ってきたという事実に気付き、全てのアウトプットを善にコントロールすることは必要条件ではないことに気付いた。
もっと言うなら、基本は人間も動物、弱肉強食が基本ルールであり、その先に結果としての平和、平等が達成されるならよいのだという認識に至ったということだ。平和と競争の順序を学んだのだ。

これはこれまでの人生で何度か周囲の人に教えて頂いてきたが、いざ自分で欲を出して行動しようという態度をとったことが少なかったことと、自分で学びをきちんと整理できていなかったことが原因で、腹に落ちていなかった。整理できていなかった。

2元論ではなく、理想と現実という整理。
この「整理によって自らの行動原理を変える」という作業もきちんと行ったことは無く、自分を信じるという行為の一つなのだとも思う。
以上、最近就活中に頭をもたげて文章化しておきたかった俺の物語でした。