4月19日、佐々木さんへの手紙を通じて考えた子どもへの教育について
最近、俺は子供にきちんと
「人間は基本的には弱肉強食の動物の一種で、現代という発達社会を生きる人間、
特に日本人はその中での平和というものに非常な価値を持とうとしているが、
所詮それは理想を必死に掲げていること、
そして実際がそうじゃないからこそ必死に掲げるべきものであり、
実際の弱肉強食の競争をする中で少しでも強い心を持った人間が追いかけるべき
理想であること」
を伝えるべきだと考えるようになった。
だが、そう教えられた子供はどう感じて、どう育つのだろうか。
理想なんてものは幻想なんだよ、と。
非常なむなしさを突きつけることになるのだろう。
それを飲み込んで、よし、強くなろう、と思うのだろうか。
きっと思うはずだろう。
少なくとも俺がそうなれたんだから。