オトナのなりかた
(GWに時間を持て余していたので、ふと6年分くらいの人生を振り返ってたら、言葉として短くまとめてみたくなって書いてみました。大変恐縮ですが、絵本読んだりする感じに、一行一行ゆっくり読み進めて貰えると幸いです)
さぁ!!やーーーっと手に入れた自由だ!
うーん、何をすればいいのか。
たくさんあり過ぎて分かんない。。
ヨシ、コレにしよう!!
と、思ってたら何でもなくなってたりする。。
けど、いいんだ!
だって全部やってみたいんだもん!!
アレをして、
コレをして、、
、、、
ん、何だ??
何やら周りが騒がしくなってきたゾ???
何?もうアレやるにもコレやるにも色々手遅れなの????
え!!しかもいきなりこれまで何をやって来たかですって???
そんなん知らないわよ!!!!!
・・・・・
チクショウ、絶対負けないんだから!!
・・・・・
クッソー、何だか段々、何が何やら分からなくなって来たーー。。。
アー、もうどうしたらいいのか分かりまてん。。。。。。。
・・・・・
ぐはぁッ。。
なんだかおいらはもうダメみたいっす。。。
社会とはうまくやっていけないみたいです。。。
そして、其処で見えてきたもの。
それは世の中では弱肉強食と呼ばれる現実だった。
そして、それはまた一つ何かがどーでもよくなった自由でもあった。
おわり。
4月19日、佐々木さんへの手紙を通じて考えた子どもへの教育について
最近、俺は子供にきちんと
「人間は基本的には弱肉強食の動物の一種で、現代という発達社会を生きる人間、
特に日本人はその中での平和というものに非常な価値を持とうとしているが、
所詮それは理想を必死に掲げていること、
そして実際がそうじゃないからこそ必死に掲げるべきものであり、
実際の弱肉強食の競争をする中で少しでも強い心を持った人間が追いかけるべき
理想であること」
を伝えるべきだと考えるようになった。
だが、そう教えられた子供はどう感じて、どう育つのだろうか。
理想なんてものは幻想なんだよ、と。
非常なむなしさを突きつけることになるのだろう。
それを飲み込んで、よし、強くなろう、と思うのだろうか。
きっと思うはずだろう。
少なくとも俺がそうなれたんだから。
4月19日、佐々木さんへの手紙
佐々木さん、
今日研究会の後に”僕をさがして”を読みました。
「就活生にこんなものを読ませないでくださいよ」とも思うほどに図らずも突き刺さってしまったみたいです。
笑。
何だか脳内にくっきり原風景を焼き付けられたかのように思考を持っていかれてしまいました。
生きることはむなしいことなんですよね。
自分が自分に素直に生きれば生きるほど。
所詮、俺なんかから出てくる「自分」ってものはくだらない自己実現願望以上の欲望が出てくるわけもなく、
所詮全ては欲望なんですよね。
欲望。
誰に汚いものって教わったのかも分かりませんが、なぜかそれはむなしいものって直結してしまってる自分がいます。
ただ、それにがんじがらめになって一人ぼっちになって体を動かさなくなった2月に痛いほど知りました。
所詮は人間、弱肉強食の生存競争の中で奪い合って生き抜いてきたのが人間の歴史。
そこからどんなに遠く生きようと思おうが、思っていようが、
結局はそういう自然界に生きる一つの動物であることからは逃げられない。
俺は奪い合って、騙し合って、それで勝ち残る動物になろうと思っています。
その中に少しでも囲われた世界での安らぎを味わうことを楽しんでいけたらいいと思っています。
銀杏BOYZの歌に”人間”っていう歌があります。
「まわる まわる ぐるぐるまわる
吐くまで踊る 悪魔と踊る 」
っていう歌詞がサビになっているパンクロッカーの悲しいラプソディー(?)です。
これが答えかどうかは分かりませんが、僕はいつか死ぬし、時間はけっこう普通に過ぎていくことも知ったので、
とりあえずの「60点」のこの気持ちを現時点の答えだと思って、生きていこうと思っています。
坂田先生がおっしゃってた「100点目指して締めきり遅れるより、60点でもとにかく出す」の「60点」です。笑。
就活に即すと結論は出にくい、どの欲望を信じていいのか分かりませんが、
自分の最も欲深い、というか惹かれてしまうものに巻き込まれながら生きていこうと思います。
そんな生き方じゃイチローのような、いやマザーテレサや職人さんのような確かなものなんて得られないのでしょうが、
俺は欲深い、それでいて少しでも多くの人を視野に入れられるリーダーになりたいと思っています。
なんて、考え始めると決して「それでいいんだ」なんて思えないのが正直なところ言えないことですが、
「60点」で前に進もうと思います。
いやー、俺も言い訳が上手くなったモノですね笑。
大人になったんだと思います。
それでは、この辺で。
ポンコロリ
4月11日、就活中に何度も出てくる俺の世界理解のストーリーをまとめてみた。弱肉強食と平和。
僕は教育の中で、どんな時でもまず「みんな仲良く」、「いい成績をとっても偉そうにしない」ということを常に強いられる環境で生きてきた。
だが、みんなのために立派になることを平和の中で実現しようとしても、どこをどういじってもそこには個体差というものが生まれてきてしまう。そしてそれを埋めようとするなら果てしなく優しい対応をしなければならず、それは自分のサイズ(人格としての許容)を超えてしまい行動が続かないということに悩んでしまっていた。
結局、自分は大した人間では無いのではないか。
そこで、2012年1月、村上龍と坂本龍一の対談”EVcafe”を読んだり、カンブリア宮殿を見たり、萱野稔人の歴史観に触れたり、ドグラマグラ、サウナ行ったりして考えた中で、結局は完全な状態として結局は歴史の正しさは勝負に勝った者が作ってきたという事実に気付き、全てのアウトプットを善にコントロールすることは必要条件ではないことに気付いた。
もっと言うなら、基本は人間も動物、弱肉強食が基本ルールであり、その先に結果としての平和、平等が達成されるならよいのだという認識に至ったということだ。平和と競争の順序を学んだのだ。
これはこれまでの人生で何度か周囲の人に教えて頂いてきたが、いざ自分で欲を出して行動しようという態度をとったことが少なかったことと、自分で学びをきちんと整理できていなかったことが原因で、腹に落ちていなかった。整理できていなかった。
2元論ではなく、理想と現実という整理。
この「整理によって自らの行動原理を変える」という作業もきちんと行ったことは無く、自分を信じるという行為の一つなのだとも思う。
以上、最近就活中に頭をもたげて文章化しておきたかった俺の物語でした。
4月9日、就活にテンポよく取り掛かり始めて2週間。最適化思考との再対面と、半年の見通し
段々と行動し始めて、キズものとしての自覚から少し欲が出始めた。
就活にテンポよく取り掛かれるようになって2週間ほど。
改めて、就活全体に対する期待値が勝手に大きくなり始めて、壮大なプロジェクト化してしまうという癖が少し顔をもたげてきた。
自信の無い入りから、段々突き詰めていくと「ベンチャーで自分でやったらいいんだ」っていう結論に至り、ビビり始める。そして悩む。という繰り返し。
テンポよく意思決定をするという事がまた改めて最適化志向へと帰化させ、一度吐き気が出そうになって逃げてしまった相手がまたスピード感を持って襲い掛かってくるような心境になる。
俺がこの冬の挫折で学んだことは、”あおいくま”と”基本原理としての弱肉強食”。つまり逃げても決して逃げられる相手では無い。
テンポよく、決して完璧さではない失敗耐性マインドを信条として、足取りを進めていこうと思う。
新卒でのファーストキャリア選択で決めるべきこと。
・ビジネスの師匠を見つけるということ?
・フィールドの大枠を見つける?
・キャリアのゴールイメージを持ち、逆算思考?
俺の今後のキャリアイメージは、
1.企業内教育を作っていける実績、力を身につけるための修行をする
↓
2.その時最も必要なモノを提供できるビジネスを立ち上げ、導く
このフローはほぼ確定。
目指すは「世界の中の日本企業」。
そのために今選ぶべきファーストキャリアに求めるものは、
・ビジネスの師匠
・価値観を共有できる仲間
・広い視野と強みを伸ばせる環境
となると、(もう少し具体化すると、)
・ビジネスの師匠
⇒ベンチャーから大きくさせた経験を持つベテラン経営者。
or,
ベンチャーを今やってて、共鳴できる若手経営者。
師匠としては、経験豊富な人がよい。
俺が尊敬する経営者:
パソナ、南部靖之
幻冬舎、見城徹
チームラボ、猪子寿之
何と言っても南部さんが一番近い。気がする。
・価値観を共有できる仲間
⇒これはベンチャー的に作っていく中で、自分が引っ張って作って
いくものだと思う。優先順位は低い。この軸で場所を選びたくはない。
・広い視野と強みを伸ばせる環境
⇒最低限、1.新規事業をやらせてもらえる環境、2.グローバルのBtoB
があれば大丈夫
4月5日の朝。悠くんの言葉が妙に突き刺さって。
「小野くんとか、どこに行ったって友達なんか出来やしねーよ」
悠くんに「友達なんて、どこに行ったって出来やしねぇよ」と言われて、妙にグサっときた。
そして、悶々として夜を過ごし、気付いたこと。
「どこでもいい気がするけど、どこでも納得できない気がする」
朝、パスタを食べて一服した。
何かを「作る」っていうことをしたことが無いから、思考が妙に上ずって、焦ってしまうんじゃないか、などと考えながら。
A.マズローは、人には自己実現欲求なんてモノがある、と言ったけど、モノを作るって言う行為に人は自分の存在を感じられるんだろうし、モノじゃなくても価値を作ることで自分の存在を知る。
自己実現なんて言って、やはり「自己」なんてものはないような環境で育ってきた自分としては、やっぱり分かりにくい。
けれど、今の自分、そして多くの社会現象、ITブームから、認められたい欲求があふれかえる就職活動の中で、自己実現欲求という行動原理はあると思う。
一つ一つ作るっていうことを積み重ねていく中で、自分の信じられるものを見つけ、決めていこうと思う。
就活を始める気になった3月27日。
■バイト探しにやっと「応募」という決断が出来た!
さぁ、就活しなきゃなー。って思っていると、
たくさん人に会いに行かなきゃいけない。しばらく動き続けなきゃならない。だが、奨学金が打ち切られる。。。
となってしまったので、とりあえず来学期中に週3回くらい働くためのバイト先を探すことにした。
せっかくだしスキルにつながるものを!と思ってキャリアバイトで、一個下の社長がやってる中国ビジネス屋さんと、英語の使える海外技術の仕様変更のような会社、そしてレアジョブに応募した。
今日は、何とかアウトプットを、と思っていたので、昼から足掛け3時間くらいネットサーフィンしてたが、やっと「決める」ということが出来た。
このサイクルを速めていこう。
■JobWebという就活サイト
JobWebの使い方として、積極的に自分の経験として、吟味できるようになった。
これは自分にとってまた新鮮な感覚だった。
ところが、そうなってくるとまた以前にも考えたことがあるような”大手の事業サイズの経験”と”ベンチャーの地道さへの抵抗”というジレンマに陥った。
これは今考える話じゃないが、一つ大切にしたいのは、俺が追いかけていきたい仕事経験は1.ビジョンの大きな、イノベーティブだと自分が感じられる事業、でかつ、2.雲をつかむような最底辺からの仕事じゃない機会。
この2つは、イノベーティブであるほど、誰も手を着けておらず地道な作業の段階っていう矛盾のある要求。
⇒ファーストキャリアとしては、「まだ何も出来る人間ではないので、大きなビジネスの上から下までが全て見通せる業務を志望する。」
ということでやっていこうと思う。
■現段階での志望の方向性(仮まとめ)
・科学技術×教育 (∵人類未踏の事業で世界の希望のある方向だから)
⇒りバネス
教育企業
出版
投資ファンド
弁理士
・人事のプロフェッショナル
(∵人を教育することは未来を示すことで、対人コミュからイノベーションは生まれるから)
⇒メーカーの人事
技術ベースの企業の人事(食品、インフラ等)
・事業家のための修行
(∵自立した個を理想とする自分の一つの最終形が事業家だから)
⇒企画・営業など
業態はせめて人材・技術関連
・海外で働きたい (∵日本人の横並び感が嫌だったから)
以上の4つが現時点の希望だったが、今はやはり人事のプロか、事業家志向が強くなってきた。
我ながら、志望の変わるのが早くてあきれるが、毎日自分の気持ちを捕まえて就活を行っていこう。
たくさんのものとぶつかって、最後は直観で決めよう。
今の時点での3日坊主は気にしない。
とはいえ、やはり”先祖さま”を意識した人生イメージと、友人とのコミュニケーション・時間の有限性を意識した行動志向のリズムによって、自分の人生に落ち着きが出てきたように思う。
きっかけとしては、悠くん、陶山さんらの結局しっかりと哲学を持ってる人間との関わりと、村上龍、レモンさん、ユダヤ関連の本田健などの独立独歩タイプへの憧れを思い出したことなんかがキーになったのだと思う。
本田健の「ユダヤ人大富豪の教え」でのお金の捉え方は、改めて大きく目を見開かされ、やる気になった最近の転機の一つだ。
そして岡本や矢尾くん、榊さんとの行動してテンポよく楽しむ。
今は少しだけ泥沼を脱し始めたような気がする。
少しずつ盤石にしていきたいと思う。